日本産婦人科学会専門医・母体保護法指定医／内科・婦人科・産科・婦人ドック

避妊につきましては10代、20代の方であれば経口避妊薬（ピル）が一番の選択肢です。
経口避妊薬（ピル）は、きちんと服用していれば避妊率は約９９％となります。経口避妊薬（ピル）には２１錠タイプと２８錠タイプがあり、１日１錠の服用です。必ず医師の処方が必要となります。
当院では、OC（経口避妊薬）チェックリストにより処方が可能な方かどうかを判断し、処方後は半年ごとに血液検査をさせていただきます。
経口避妊薬（ピル）はあくまで避妊効果のみで、STD（性行為感染症）の予防にはなりませんのでご注意ください。
また経口避妊薬（ピル）を服用することにより、まれに副作用が出る方もいますが、逆に女性にとって良い効果があることも知られています。[効果：月経周期の規則化、経血量の減少、鉄欠乏性貧血発症の低下、月経に伴う痛みの低下など]
当院では初回服用の場合は、１ヵ月分の処方で副作用等のチェックをさせていただきます。

IUD（子宮内装着器具）

IUD（子宮内装着器具）とは、子宮内に挿入し受精卵が子宮内膜に着床するのを防ぐ器具のことです。
装着すれば、５年程度そのままの使用が可能です。ただし、経産婦にもっとも適した方法で未産婦には適しません。また子宮に異常がみられる場合は不適当です。
IUD（子宮内装着器具）はイニシャルコストは高価ですが、ランニングコストを考えると経口避妊薬（ピル）と同等になります。


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